乳がん、そして美容と健康に目覚める

乳がん治療体験と、持続可能な美容と健康がテーマです

胸のしこり発見 〜23年12月

乳がんの治療は突然はじまりまった。まずは、しこりの発見から……。

 

この数年、ワタシは忙しかったんです。

自身の仕事を減らしてはいましたが、介護との両立で、ちょっとお疲れ気味なのは自覚はありました。

 

でも、それは終わりました。

最後は仕事もできずに介護に専念していたこともあって、見事にスケジュールは真っ白。

 

で、年内は予定を入れずにのんびりを自分に許そうと決め、

年末が近づいてきた頃。

久々にゆっくり湯船につかったとき。

 

・・・実はワタシ、ここのところ湯船につかってなかったんですよね。親が湯船に浸かることができず、シャワーのみ(それも介助していた)だったので、自分用にワザワザお湯をためるのが面倒だっただけ。

 

だから、この年の春から夏にかけて、パパッとシャワー。

でも、いつの間にか秋が深まっていて、肌寒くなってきて、やっと湯船に浸かろうという気になったのは12月。

 

そこで、何の気なしに、いつもやるように、胸を触ったら、胸のしこりが……。

 

自分でする触診だと、ときに迷うこともあるかもしれないが、ワタシの場合は迷いようがないシロモノ。

こんなにわかりやすいものなのかと驚くくらい。

 

はっきり固い物体みたいなものがわかる。

そして、それは動かない。

 

・・・なんで、いままで気がつかなかったのが不思議。

しかも、見つけやすい胸の内側上部。

 

若い頃から、自分なりの触診をしていたんですよ。

お風呂上がりにボディーローションを塗ったくらいでも気づいたはずのレベルなのに。

これは、自分メンテを怠った結果としかいいようがない。

 

それに、この数年は健康診断もサボっていたから、もうバカとしか言いようがない……。

ホント、後悔。

健康診断は当たり前だし、ゆっくりお風呂に入って、自分メンテすることだって、本当に大事だったんだ……。

自分の馬鹿さが加減に腹が立つ。

 

・・・でも、反省したところで、しこりは消えない。

でも、まだガンと決まったわけではない。

うん、とりあえず、病院だ!

今、深く考えるのはやめよう……と言い聞かす。

 

ネガティブなことは基本、無視する方針。この方針は本当に正しかったな、と後に実感することになります。

なぜなら、

ネガティブなことは、医者がいっぱい言うから!

・・・はぁ、むかつく。もちろん、医者は自身のリスク回避をしたいだけでしょうけど。

 

でも、これも思った。「一人で良かった」って。

 

誰に迷惑をかけず、でも今は神様が休んでいいよと言ってくれていると思って、大人になって初めての長期休暇にはいることになったわけで……

 

 

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後日談:

あとで知ったことだけど、乳がんの発生部位って、内側上部、内側下部、外側上部、外側下部、乳輪部と区分するらしい。

・・・で、ワタシの内側上部というのは、2番目に発生しやすい部位。ちなみに1番は外側上部。

リンパは脇にあるから、内側のほうが、まだ気分的にはマシかな・・・と思うことにした。

 

 

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