乳がん、そして美容と健康に目覚める

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乳腺外科クリニック初診 〜23年12月

予約から5日後。いよいよ乳腺外科へ。検査と診断は……。

 

寒さが染みる年の瀬の、しかも夕暮れ時に乳腺クリニックへ。なかなか憂鬱なのは言うまでもない。

 

ワタシの行ったクリニックは、初診(要予約)でエコーとマンモグラフィが受けられ、その日のうちにその結果と診察が受けられるという話。

 

エコー(超音波検査)とマンモグラフィ乳がんの基本検査。それぞれ検査方法の違いからメリットが違うため、両方行うわけですね。

 

エコーは寝てるだけ。ジェルを塗られて、器械で撫でまわされるから、不快感は否めないが。

ただ、想像以上に長い!じっとしているから、長く感じるんだろうな~。両胸やると、かなり時間がかかる感覚。

 

一方のマンモグラフィーは、健康診断で経験ずみの人も多いと思うけど、“痛い”。

胸をギューと挟むし、反対側の腕も上げるので、不自然な姿勢で撮影されるので、はっきり言って、検査技師の腕の差で苦痛度に差が……。

 

まあでも、近年はデジタルのおかげですぐに画像確認ができるというのは、昔を知るワタシからすると、なんてありがたいことかと思います。

 

さて、しばらく待って、検査結果と診察。

 

「ステージ2の乳がんの疑い」

 

でも確定ではない。「たぶん乳がん」という言葉すら、なかなか医者は言わなかったくらいで。

無知なワタシは、すぐに確定診断がでるものだと思っていた。でも、組織をとって、悪性かどうか調べないと、断定はできないんだって。

 

・・・でも、問い詰めると、

「経験的には、まず間違いない」そうだ。

まれに、胸をぶつけて、しこりのようになるケースがあるらしいが、まったくぶつけた記憶もないしね。

 

腫瘍の大きさはなんか歪んだ楕円形らしく、だいたい2.3~2.9cmくらいのサイズらしい。

とにかく、2cm以上ということで、ステージ2。あとはリンパに転移しているかどうかで、ステージ2Aか2Bかに分かれます。

 

・・・ここで、今後どうするかを医者と相談。このまま、後日改めて生検(組織をとって検査)もできるか、結果が出るまでには2週間。その結果をみて確定診断。

 

でもね、もう先生の話ぶりだと、確定診断を待つまでもなく「乳がんで決まり!」なわけ。そうとなれば、手術をしてもらえる病院に一刻も早く行きたい。

 

先生にその旨を伝えると、大きく頷いて、「すぐに紹介状を出しましょう」という話にまとまりました。しかも、ありがたいことに、クリニックのほうで、初診の予約までしてくれるとのこと。大きな病院にはじめていくと、どれだけ待たされるかわからないし、どの先生にあたるかもわからないわけだから、紹介と予約がお願いできるなんて……。

「ここにきてよかった」と心底思いました。

 

で、早速予約。

・・・しかし、あと10日あまりで正月ということで、予約は20日以上先とのことだった。長い……。

とにかく、翌日電話をして予約日を教えてもらうことにして、この日は終了。

もう夜だったからね。紹介状も別日にとりに来なきゃいけないし、焦っていたとはいえ、やっぱり病院は早い時間がベターだよね。夕方だと融通がきかない。

 

それと先生いわく、

「なるべく触らないように、そっとしておいてください。あまり刺激すると、活性化して、ごく稀に腫瘍が飛ぶ(原文ママ)ことがある」とのこと。

穏やかに、でも何にも変わらず生活していれば大丈夫とのことでした。

 

・・・この数日、触りまくっていたけどね。

ここから、とにかく胸のことを忘れて、触らないようにと自分に言い聞かすことになります。

 

 

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本日のお会計(クリニック):

3割負担で¥3,600(全額だと¥12,000)

※初診、エコー、マンモグラフィー

 

 

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