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手術の傷痕 〜24年4月

手術から1ヶ月。改めて、手術痕をしっかり直視しよう……。

 

手術から1ヶ月経った。

たまにあった、ツキンとする痛みも無くなったし、体調は悪くないと思う。

・・・だが、これから放射線で1ヶ月毎日通院と、薬物療法が始まると、その薬も慣れるまで体調が悪くなるらしい……という話もあって、社会復帰は怖くてできない(会社員じゃないから、代わりがいないし、納期が間に合わなくなったら……と思うとね)。

 

で、これから来るべき治療に備えて、体力づくりとリラックスの日々。とにかく今は、体を治すことが一番! 中途半端なことをせず、しっかり治さないと!

 

さて、このタイミングで、改めて手術した自分の胸を直視してみることにした。

シャワーの時に毎回見ているけど、裸眼だし(ワタシはど近眼)、しっかり見ていないな、と思ったからだ。

 

実は、胸は手術直後より“醜く”なっていると思う。たぶん、直後は胸が腫れていたんだね。それが1ヶ月たって、だんだん腫れが引いてきたら、今度はどんどん傷が引きつれて、シワが出てきたようだ。

・・・最初に気づいた時はブラのパッドがずれて、変な跡がついたのかた思ったが、シワがどんどん深くなっている。

 

直後は刀傷のように、胸にスッと1本入っていた感じだった。今も脇のリンパのほうはそんな感じで、ファンデーションでも塗ったら結構目立たなくなるかも、くらいに思っていた(塗らないけど)。

 

でも、腫瘍があった左胸の上部内側は乳頭に向かって7cmぐらい切り取っているわけだから、その分の肉がなくなっているわけで、シワがよっているのも当たり前か。

 

さて次に、はじめて姿見の前に立つ。考えてみたら、正面からも見ていなかった。

 

・・・これはねぇ、結構驚いたし、ショックだった。

 

思った以上に目立つ。上から見下ろすのと、正面からみるのは大違いで、要するに左右の差が激しく、とってもバランスが悪い。傷痕とか、胸の形が悪いことよりも、よっぽど格好が悪いのだ。

 

もともとの胸がそれなりのサイズだったからね。これはもう少し小さな胸ならよかったのに……。

しかも、無傷の胸のほうは重力に逆らえずにいるわけだから、左右の乳頭の位置がホントにガタガタ。

 

・・・はぁ、ちょっと胸パットのサイズを変更しないとな。思ったより目立つわ。いつものブラ(カップ付き)をして、Tシャツを着た状態で姿見の前に立っても、よく見れば左右のバランスの悪さが分かる。そんなに他人の胸なんて衣服の上から意識してみないだろうけど、自分が気になるんだから、なにかしたほうがいいよね。

 

傷については、少しでもハリツヤのでるボディミルクとかでマッサージをしてシワを目立たなくさせよう。やれることはやらないと。

無傷の胸のほうは少しでも胸が小さくなるようにダイエットするのがセオリーかな。少しでもバランスがよくなるように……。

 

よし、本気出さねば!

 

まだ1ヶ月だ。

たぶん頑張ればもっと目立たなくなるさ。

 

・・・でも温泉にいくのは、もうしばらく先だな。

 

 

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後日談:

傷痕は多少なりとも改善していきます。この一ヶ月前後くらいが一番ひどかったかも。でも、左右のバランス悪さはなんともねぇ。まぁ、ワタシ自身は見慣れてきたが。

 

 

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