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薬物療法と放射線治療の方針 〜24年5月

再診の翌日。今後の薬のこと、放射線のこと……。

診察の翌日。改めて、今後についておさらいしてみた。

・・・ちゃんと頭を整理しておかないと、分からないままに治療することになってしまうから。それは避けたい。

医者の言うことに隷属的に受容するのではなくて、こちらから積極的におこなっていきたいというのがワタシの方針。

 

さて、まずは薬物療法について。

ワタシはホルモン受容体陽性の乳がん。その治療は、ホルモン療法と言うらしい。

 

1日1回、タモキシフェンという薬を飲むだけ。ただし、長期だ。

しかも、この薬は更年期に似た症状を起こすということと、オリモノが増えるということ、さらに子宮体がん・子宮内膜症をおこすリスクが増えるとのことだ。

・・・かといって、飲まないという選択肢もないだろう。

 

そもそも、ワタシは更年期の症状がすでにあるからね! 薬を飲んだところで、差があるのだろうか?

 

人によっては、薬になれるまで怠かったり、体調不良を起こしたりということもあるらしいが、ワタシは今のところは大きな問題はなさそうだ。

 

ということで、薬はとにかく飲むだけ。

処方箋は毎朝1錠となっていたが、聞けばいつでもいいということだったので、ワタシは夕食後に飲むことにする(具合が悪くなっても、あとは寝るだけでいいからね!)。

 

さて、次は放射線治療についてだ。

医者はいろいろ怖いこと(リスク)を言っていたが、それは一般的ではないのだろうから、あまり心配してもしょうがない。むしろ、皮膚の弱いワタシは、皮膚の炎症のほうが心配だ。日焼けと同じで皮がむけたりの可能性があるそうだ。あとは黒ずみ。

いずれも、治療が終われば治っていくということなので、これも仕方がない。

放射線は平日毎日で、週に1回は診察もあるそうだから、状況によっては、塗り薬とかを出してくれるとのことだ。

 

で。とくに問題ないうちは、市販のローションとかを塗ってもOKとのこと。「皮膚が炎症を起こしてきたりしたら、ローションは痛くなるはずなので、その時はやめてください」ということだった。

 

そこで、ワタシは日焼け対策同様、久々にシーブリーズを購入。ちょうど暑くなってきたし、クールダウンには最適だろう。帰宅・シャワーをルーティーンにして、シーブリーズをパシャっとやることにした。

 

ちなみにシャワーもOKだが、ブラシとか使わず、手で優しく洗わなければならない。もっとも、手術後からずっと、手で洗っているけどね。

 

そして、放射線については、残念なお知らせが……。

「禁酒」

 

・・・がーん、禁酒の悪夢、再び。

それは、考えてもみなかった。

食道とか胃とかじゃないのよ? 乳がんよ? 

 

念のため、食い下がってみると、アルコールが入ると代謝がよくなって、炎症が悪化したりする場合があるからとか。

でも、ビール1缶じゃ、代謝がよくなるか?水みたいなもんじゃん。

 

ちなみに、ネットで調べたら、「一般的に問題ない」と書いてあるものもけっこうあった。やはり胸だからね!

・・・はぁ、納得いかね。

 

さてさて、治療を始めるにあたって、CTシミュレーターで画像を用意する必要があるらしい。

まずはそれを受けて、翌週から治療開始……毎日。

 

毎日通院となれば、またまた本を用意せねば。

で、再びのラノベ。古本屋でまとめ買い20冊。

1ヶ月だからな~。ラノベじゃあっという間に読めちゃうし、たぶん20冊じゃ足りないと思うのだけど、文字量の多い本だから、大丈夫かな~。近頃の時代小説なんか、もっともっと文字が大きくて量が少ないから、それに比べれば、1冊あたりが大ボリュームだ!

 

とにかく、楽しいものがいい。病院の待合室なんて、少しでもストレスがなくなる努力をしないと……。それに、家に帰っても他になにかできるかどうか分からないし、読書三昧で楽しめる!ってことをモチベーションしよっと。

 

 

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後日談:

薬の副作用については、ワタシの場合は一番に分かったのは「ほてり」。服用後はよく汗をかき、やたらとエアコンの温度を下げてしまうという、電気代に厳しい結果になっております……。あとは、もともとの更年期があるから、薬のせいかどうかは分からない。

 

 

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